筋肉エトセトラ

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カラダがやわらかいのは・・・

カラダがやわらかくなりたいですよね。

というのも、体が硬い人ほど疲れやすい傾向にありますし、スポーツをしていてもカラダの柔らかい人は怪我をしにくいと言われています。

実はこのカラダがやわらかいというのは、筋肉がやわらかいと勘違いしている人が多く、実際にカラダのやわらかさを決定づけているのは、筋肉ではなく関節なんですよ。

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カラダを動かすとき、実際に働いているのは、骨、関節、筋肉、腱、靭帯なのですが、まず骨が動くことによってカラダを動かすことになるのですが、この骨同士を関節が繋いでいて、それらを覆っている筋肉が伸び縮みすることによって骨が動いています。

この骨と筋肉を繋いでいるのが、靭帯で、この靭帯が関節でのズレやねじれが起きないようにしっかりと骨同士をつなぎ補強しており、骨と骨が関節の部分でよく開き、よく曲がることが、カラダ自体を開き、曲げるという動作になります。

つまり関節を目一杯開くことができて、曲げることができるということ、つまり関節の可動域が大きければ大きいほど、カラダが柔らかいということになります。

つまりは、筋力を鍛えることによって骨や腱も強くなっていき、カラダがやわらかくなっていくということですので、「生まれつきカラダが堅いから・・・」などと最初から諦めてはいけません。

カラダが柔らかいと、すべての生活が好循環しますので、「筋トレしろ」とはいいませんが、空いている時間で ストレッチを行うだけで、カラダを柔らかくすることができますし、肩と股関節の動きが良くなり背中の筋肉がほぐれ、姿勢が良くなること、うけあいです。