筋力トレーニング
筋肉は収縮と伸張を繰り返すのですが、力を発揮するのは収縮するときだけなので、収縮する方向と逆向きの負荷をかけることによって筋繊維の発達を促進し、筋力の向上が見込めるようになります。
この収縮に対抗する力を筋肉に与えてトレーニングすることをレジスタンストレーニングといいます。
- 筋力は一定の負荷をかけることによって維持・向上し、筋に負荷をかけたトレーニングのことをレジスタンス(Resistance:抵抗)運動という。 一言で言うと「筋トレ」の事 続きを読む
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トレーニングの種類
レジスタンストレーニングにはいくつかの種類があって、もっとも基本的なトレーニングは、自重トレーニングで特別な器具や装置を使うことなく、気軽に行える点が1番のメリットとなっています。
代表的なのが、腕立て伏せやスクワットなどで、カラダがあればいつでもどこでもできるのですが、欠点としてはどうしても自己流となりがちで、効率的な筋力アップを目指せないということが挙げられます。
というのも、筋力のアップというのは回数をこなせばいいというものではなくて、その負荷の大きさが重要で、例えば、腕立てふせを始めた頃は、10回でもキツかったのに、1ヶ月もすると10回ぐらいであれば楽にできるようになります。
これは最初自分の体重だけの負荷で十分トレーニングできていたのが、続けていくうちに自分の体重では負荷が足りなくなっていくのです。 つまり、トレーニングによって筋力がアップしたということです。
だからといって、回数を増やしても無駄で、この場合は自分の体重プラスアルファの負荷をかけたトレーニングを行うことが大切です。 例えば、背中にだれか乗ってもらうとか、腕の間の距離を広げてみるとか・・・。
そこでダンベルやバーベルなどを使うとさらに効果的なトレーニングを行うことができるのですが、このようなトレーニング方法をフリーウエートトレーニングといって、トレーニングできる箇所が増えてきます。
さらに進化していくとマシントレーニングとなり、ジムなどにあるトレーニングマシンなどで適切かつ安全にトレーニングを行うことができるようになります。