休息させるほど大きくなる！

最近、密かに筋トレがブームになっていますね。

家でも簡単にできるトレーニングもたくさんありますし、気軽に試せるのが筋トレのいいところ。 しかし、気軽にできる半面、多くの人は「筋トレ」に対して間違った認識があるようで、実は筋トレは毎日やる必要はないのです。

昔から世間では「筋トレは毎日やらないと効果がない」だなんていう、間違った情報が広まっていて、誰しもが疑うこともなく実践していたかと思いますが、実はコレ、毎日やるくらいなら、やらない方がまだマシなんですよ！

というのも、トレーニングというのは、カラダに適度な刺激を与え、その刺激に対して適応させていくことが大切で、筋肉に負荷を与えることにより、その負荷に対して今後、疲労しないように鍛えることが目的なんです。

そもそも筋トレを行うと、筋肉のエネルギー源である糖分が筋肉中から減少し、その過程の中で乳酸や水素イオンが増加していき、筋肉が損傷することになります。

語弊なく言えば、筋トレは筋肉を疲労・損傷させる行為であり、筋肉にダメージを与えているのです。 そしてそのダメージが回復していない状態で、さらに筋トレをしてしまうとさらにダメージを与えることになるので、悪循環になってしまいます。

ダメージを受けた筋肉には回復する時間が必要で、休息することが大切なのです。

筋肉にはダメージを与えて、回復させること。 これが大切で、休息を与え、回復させるため、ブドウ糖やアミノ酸などを摂取し、元のレベルよりもさらに強い筋肉にさせていくのです。

このことを「超回復」といいます。

この超回復には48時間から72時間くらいの時間が必要と言われていて、筋トレをしたら次の筋トレまで2～3日空けて行うことが理想的なのです。