回数はムダ!
腕立て100回、腹筋100回、スクワット100回。
筋トレを行っているとどうしても回数を増やしてしまう傾向がありますが、筋力アップのために回数をこなしてみたところであまり意味がありません。
実は15回以上できてしまうトレーニングにはあまり意味がありません。 問題は、回数ではなく、そのトレーニングの質なのです。
まず第一に筋肉を鍛えるのであれば、少しキツイと思われる過負荷を筋肉に与えなければならず、筋肉は加えられた刺激に対して適応するのですが、これが弱くても強くてもダメで、少しキツイというレベルがベストなのです。
例えば、筋トレを始めたころには5回の腕立て伏せでキツかったものが、次第に10回、15回とできるようになって、50回ぐらい平気で出来るようになった場合、もう腕立て伏せでは筋肉を鍛えることができません。
というのも、自分のカラダの重さに筋肉が適応してしまい、自分の体重ぐらいでは過負荷とはならなくなっているのです。
50回も腕立て伏せをするするなとはいいませんが、筋肉を鍛える、大きくするという点では、間違ったトレーニング方法となります。
つまり、筋肉のトレーニングには回数は関係なく、どれくらいの負荷を与えることができるのかが重要であり、回数的には10回~15回くらいで十分です。
とはいえ、筋肉に対して持久力を求めているのであれば、回数を追いかけてもいいのでしょうけどね。