筋肉エトセトラ

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6パックには脂肪が関係している

6パックのお腹を見ると、憧れてしまいますよね。 そのために必死になって腹筋を鍛えている人もいるとは思いますが、実は6パック、腹筋を鍛えるだけではダメなんです。

というのも、実は6パックは鍛えた人だけのものでもなく、誰のお腹の中にもあるもので、私達が知っている6パックは、もともと8パックに分かれてお腹の中にあるんです。 ただ、お腹に余分な脂肪によって隠されているだけなんですよ。

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ですのでこの脂肪をコントールすることによって、6パックが出現してくるんです。 おおまかに言うと、6パックがハッキリとみえるようになるのは体脂肪率を10%以下に下げる必要があります。

実は体脂肪率が10%~15%であれば、お腹の上部に4パックを確認することができ、15%~20%であれば、お腹の縦にうっすらと筋がみえるようになります。

つまりは6パックを目指すのであれば、筋トレも大切ですが、体脂肪率をコントロールすることが1番の目安となります。

そうなってくると、食事制限するだけでも6パックになれる?? なんて思いがちですが、食事制限の場合は、エネルギーを消費する筋肉量が減って、基礎代謝が低下し、かえって体脂肪率が減りにくくなってしまいます。

ですので、食事制限だけではなく、筋トレなどで筋肉量をキープしなければなりません。

また、さきほどもあったように腹筋だけでは6パックにはなりません。 体脂肪率が鍵となってきますので、全身の筋肉量も大切な要素となってきます。

一般的に男性の標準体脂肪率は、20~60歳の人で17%~22%となっていて、女性では20~60歳の人で28%~35%と言われていますので、標準体脂肪率を10%以下にするのは、なかなか大変なことになります。

しかも体脂肪率が低いと風邪を引きやすくなりますし、女性では妊娠しにくくなってしまいます。 さらに10%切ると半病人レベルにもなってしまうので、よほどのアスリートでない限りは危ないと言えます。